同僚の先生2人に声をかけ、機能シラバスの勉強会をオンラインで行いました。
ちょうど初級終了レベルの学習者を対象に、機能シラバスで教えるオンラインレッスンを担当していたので、その中から選んだ内容を事前に伝えて、60分の教案を作成してきてもらいました。
私が担当していたオンラインレッスンはカリキュラムも、教える語彙や文型も自分で考えなければならなかったので、学習者の背景やレベルに合わせて、機能シラバスで行いました。
テキストはありませんでした。
その中から今回は
日本人にわからないことを教えてもらう
ことができる
それに対して、お礼を言うことができる
という2つの目標を達成できる授業を60分で作ってもらいました。
勉強会では1人ずつパワポを使用しながら模擬授業を行い、感想を述べ合いました。
他の先生の授業を学生役で体験するのは本当に勉強になります。
また、パワポの作り方もとても参考になりました。
私は今回、丁寧な依頼の文型を一つ、お礼を言うときに使うN 3文型を一つ、それぞれ導入し、練習しました。
まとめのディスコースは2種類、日本事情を絡めた会話練習を行いました。
テキストのない授業を一から組み立てるのは新人の頃は難しいかもしれませんが、日本語教師を続けていく上で、マスターしたほうがいいスキルの一つだと思います。
次回はpadletを使用した初級のタスクをやはり模擬授業形式でやる予定です。
今から楽しみです。