プロレスと介護

宮藤官九郎のドラマ『俺の家の話』が始まりました。

主人公の長瀬智也のプロレスシーンが思いの外、リアルで興奮しました。

それだけでなく、大好きだったブルーザー・ブロディーの猪木戦の映像が流れたり、長州力が本人役で出演していたり、
プロレス好きにはたまりませんでした。

主人公はプロレスを辞めて、能楽の人間国宝である父親の介護をすることになります。
能楽のシーンもとても興味深いです。

そして、介護。入浴介助のシーンが出てきて懐かしくなりました。

誰にとっても身近なテーマでありながら、実像が見えにくい「介護」について、ドラマで取り上げるのは非常に意味のあることだと思いますし、宮藤官九郎が脚本を手がけていることで、深刻なテーマをソフトに変えてくれます。

入浴介助中の親子のシーンもコミカルに描写されていましたが、リアリティーがあり、じわじわと胸に響きました。

これまでの宮藤官九郎のドラマでいちばん好きなのは『うぬぼれ刑事』、2位が『マンハッタンラブストーリー』なのですが、このドラマは私の中で何位になるのか、今から楽しみです。

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