昨年末の授業で、「今年の漢字 ベスト3」を紹介してから、学習者に自分の一年を振り返り、漢字一字で表現してもらいました。
ほぼ全てのクラスで行いましたが、やはり新型コロナウィルスによるストレスや一時帰国ができないつらさを漢字で表現している学習者が多かったです。
その切実な声を聞いていると、自国で過ごす自分はなんと恵まれているのだろうかと思わずにはいられません。
また、自国にいても、医療従事者や介護職の方々などは大変な状況の中、お仕事をされているわけで、頭が下がる思いです。
年が明け、今年の授業は少しずつ始まっていますが、今度は「今年の抱負」を学習者に考えて発表してもらう活動を行っていきたいと思っています。
そこで、私も今年の抱負を考えてみました。
まずは今ある日本語の授業を大切に、丁寧に行っていくこと。
そして、今年も厳しい状況が続くと思われますが、チャンスがあれば、日本語教育に関する新たな仕事に挑戦すること。
最後に、抱負とは違いますが、マスクを着用したまま、授業をしているせいで、枯れ果てた声を元通りにすること。
もともと地声が低いせいもありますが、最近、声だけ聞いた人に男に間違えられるという驚きの経験をしてしまいました。
これは何とかしたいと切実に悩んでいます。
間違えられてびっくりした経験は数々あり、今までは「学生の中にまじっていたら、外国人学生に間違えられた。」が一位でしたが、今回、この驚きを上回りました。悲しいです。