日本で大ブームの『鬼滅の刃』。
私は見ていないのですが、海外でも人気があるというネットニュースを見て、日本のアニメが好きな学生の顔がたくさん浮かびました。
授業中、または、休み時間に話題に出るかもしれないと思い、一応、大まかなストーリーをチェックしておきました。
案の定、授業でその話題になったとき、クラスのほぼ全員が知っていて、『鬼滅の刃』の意味も聞かれました。
漢字が難しいので、意味がわからなかったようです。
ジェスチャーつきで説明しました。
調べておいてよかったです。
ただ、日本の漫画やアニメについて質問されたとき、答えられない場合もあります。
「鬼滅」も日本人なら、意味が想像できますが、辞書にはありません。
「辞書にない言葉」について、唐突に聞かれることがありますが、大抵、漫画やアニメの中に出てくる言葉です。
例えば、私世代に大ブームを巻き起こした『Dr.スランプ』の「アラレ語」。
「んちゃ」「ほよよ」などは、作者のつくった架空の言葉です。
当時、流行しましたが、今、使う人はいないでしょう。
漫画やアニメには、実際には使用しない言葉がよく使われていますが、その区別が学生にはわかりづらいと思います。
学生が謎の日本語を発したと思ったら、漫画やアニメで使われている台詞だったということもあります。
それにしても、言葉をもつくってしまう、漫画家の豊かな想像力には尊敬の念を抱きます。