少し前に、テキストの例文に絡めて、もし将来、他の惑星に住むことができるようになったら、住んでみたいか?という問いかけを学生たちにしてみました。
学生たちの意見を聞いた後で、「私は宇宙人に日本語を教えてみたい。」と自分の願望を何げなく話しました。
理由は2つあります。
1つ目はS F好きとしての好奇心。
宇宙人のことをとにかく知りたいという気持ちからです。
2つ目は宇宙人に日本語を教えるのは非常に難しいと思われるからです。
外国語はその国の文化や習慣と密接な関係があるので、それらを切り離して教えることはできません。
おそらく全く異なる文化や習慣を持つであろう宇宙人に日本語を教えるのは、かなり難しいはずです。
その難しさに挑戦してみたい、そして、異なる価値観に触れてみたいです。
宇宙人じゃなくても、例えば、ドラマ『仁』のように、幕末にタイムスリップして、幕末の日本人に現代の日本語を教えることになったとしても、かなり困難を極めると思います。
「インターネット」をどうやって説明したら、理解してもらえるのか。
考えてみると、ワクワクしてきます。
こんなわたしの妄想をよそに、宇宙人に日本語を教えてみたいと答えた私に、学生たちの反応は乏しく、顔には「理解不能」と書かれていましたが。
将来、本当に宇宙人と交流する時代が来る可能性は0ではないと私は思います。
そして、宇宙人というと、S F映画などの影響で、地球人より高度な文明を持っているというイメージがありますが、もしかしたら、同レベルかもしれません。
その場合、日本語を習いたいという宇宙人がいたとしても、不思議ではないと私は思います。
残念ながら、私が生きているうちには、実現しないでしょうが、いろいろ考えてみるのは楽しいです。