以前、ご紹介した「再話」のテキストを使用し、読解を行ってみました。
N 1を勉強中の外国人介護職員対象のクラスです。
テキストでは、易しいやり方から難しいやり方まで3段階あるのですが、2段階目を2回、実施しました。
読解文はテキストについている素材を利用しました。
結果、学習者はほぼ完璧に「再話」をすることができました。
すごいなと感動するとともに、「再話」は「説明する練習」にも非常に効果的であると気づかされました。
これは就労外国人にはとても役立つと思います。
また、ゲーム的な要素もあるので、取り組みも非常によかったです。
今、私はN2レベル、N 3レベルの学生の授業も担当しているので、チャンスがあれば、ぜひ取り入れていきたいと思いました。
初級終了レベルから使えるとテキストにありますが、初級終了時から継続的に取り入れることができたら、どのような成果が出るのか。
特に、非漢字圏は読解に苦手意識がある学生が多いので、「話す」という活動が含まれる「再話」を読解の時間に織り混ぜていくことで、その取り組みにどんな変化が生じるのか、試してみたいです。