新しいテキストで教える 2020年10月3日

秋から留学生クラスの授業が増えることになりました。

新たに、中級のメインテキストの授業を担当します。

レベルにかかわらず、メインテキストは読解、語彙、文法、会話など、さまざまな練習ができる構成になっており、教師にとっても勉強になります。

新人から中堅教師の頃は、使用テキストが変わるたび、また新しいテキストか‥と、正直、一から準備することを考えると気が重くなることもありました。

でも、今は新しいテキストで教えられることがうれしいです。

そうしないと、頭が錆び付いてしまう気がするからです。

教育機関によって、テキストの進め方は決まっているのが普通ですが、テキストだけを教えるということはまずありません。

自分で練習を加えたり、アレンジしたりする余裕はあります。

いつも言っていることですが、「テキストを教える」のではなく、「テキストで教える」ことが大切です。

そこに教師の学びがあり、その積み重ねが教師の個性につながるからです。

新しいテキストの特質を生かしながら、いろいろ工夫して教えていきたいと思っています。

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