秋から留学生クラスの授業が増えることになりました。
新たに、中級のメインテキストの授業を担当します。
レベルにかかわらず、メインテキストは読解、語彙、文法、会話など、さまざまな練習ができる構成になっており、教師にとっても勉強になります。
新人から中堅教師の頃は、使用テキストが変わるたび、また新しいテキストか‥と、正直、一から準備することを考えると気が重くなることもありました。
でも、今は新しいテキストで教えられることがうれしいです。
そうしないと、頭が錆び付いてしまう気がするからです。
教育機関によって、テキストの進め方は決まっているのが普通ですが、テキストだけを教えるということはまずありません。
自分で練習を加えたり、アレンジしたりする余裕はあります。
いつも言っていることですが、「テキストを教える」のではなく、「テキストで教える」ことが大切です。
そこに教師の学びがあり、その積み重ねが教師の個性につながるからです。
新しいテキストの特質を生かしながら、いろいろ工夫して教えていきたいと思っています。