留学生クラスはやっぱり楽しい 2020年9月4日

夏休みが終わり、留学生クラスの授業が始まりました。

クラス再編があったため、初めて教える学生がたくさん混ざっていました。

まずは自己紹介をしてもらいました。

初めての教師に自己紹介をしてと言われると、学生は緊張していることもあり、名前と国を言っただけで、終わらせてしまうこともあります。

そのため、私はいつも何を話してもらうか、学生全体に質問して、出てきた答えを板書した上で、話してほしいことを追加します。

中級クラスなので、出身地、趣味、得意なこと、苦手なこと、そして、どんなアルバイトをしているか、話すように言いました。

これらの質問の答えを聞くと、何となくどんな学生か、見えてくるからです。

久しぶりの留学生対象の4コマ授業は終わった後、疲労が激しかったですが、とても楽しかったです。

授業内容に絡めて、卒業後の進路について、ショートスピーチをさせたのですが、皆、目をキラキラさせながら、日本で進学後に学びたい分野について話してくれました。

進学先を卒業してから日本で働き、経験を積み、将来、帰国したら、日本で学んだことを生かしてやりたい仕事について話してくれる学生もいました。

日本語学校や留学生について、昨今、さまざまな報道を目にしますが、しっかりと自分の将来を見据え、目標に向かって真摯に努力している留学生がたくさんいることを多くの日本人に知ってほしいです。

未知なる可能性を秘めた若い彼らから発せられる明るいパワーとエネルギーに、いつも元気をもらっています。

ところで、私の授業の反省点。
全く同じことを以前も投稿しましたが、初めて入るクラスや、クラス再編後の初回の授業時、やはり少し緊張してしまいます。

態度には出ないのですが、ただでさえ大きな声が、いつも以上に大きくなってしまう傾向があります。

しかも、マスクを着用したまま、授業を続けているせいか、最近、声がしゃがれてしまい、どすの利いた低い声が響き、我ながら悲しくなりました。

次回はもう少しボリュームを抑えたいと思っています。

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