『「再話」を取り入れた日本語授業 初中級からの読解 読んで理解したことが伝えられるようになるために』2020年9月8日

読解を教えるのは難しい。
教師の口からよく漏れる言葉です。
私自身もそう感じています。

トピック導入や、読んだ後の意見交換などには積極的に取り組む姿勢を見せる学生が多いものの、いざ、読む作業、そして、内容確認を行うと、読解に苦手意識のある学生ほど、取り組みが悪くなる。

主に、このようなことに悩まされてきました。

何とか工夫したいと、生教材を使用したり、ピアリーディングやジグソーリーディングを行ったりしてきました。

今回、「再話」のテキストがあると知り、取り入れてみたい!と思い、手に入れました。

タイトルにある通り、読解文を読んで、理解した内容を他の学生に口頭で伝える練習ができます。

インプットした内容をアウトプットするという活動です。

テキストは教師向けに「再話」の指導法について丁寧に書かれています。

実際に授業で行った実践とその分析についても詳細に述べられており、非常に勉強になります。

別冊で「再話」に使用できる素材例集も付いています。

初中級からとありますが、上級レベルでも有効に活用できると思います。

早速、長く教えているN2レベルの学習者にテキストを紹介し、勧めてみたところ、感触がよかったので、次回から授業に取り入れてみるつもりです。

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