赤いノート 2020年7月2日

新型コロナウィルスの影響で、待機中、または授業が減ってしまった日本語教師も多いと思います。

以前、和歌山に住んでいたとき、日本語教育の需要が少なく、なかなか仕事がもらえず、時間を持て余していた頃があります。

そのとき、ふと思いたって、よく質問される語彙や文型、類義語や類似文型を辞書やいろいろな参考書を調べて、あ行から一冊のノートにまとめてみました。

今でも時折開いて、授業の参考にしています。

例を挙げます。

あ行→「案外」と「意外」
か行→「は」と「が」
   「くらい」と「ほど」
さ行→「知る」と「わかる」
た行→「つい」と「うっかり」
な行→「なかなか」と「けっこう」
は行→「〜ば」と「〜たら」と「〜と」
ま行→「(深)さ」と「(深)み」
や行→「やっと」と「ようやく」と
   「ついに」と「とうとう」

経験が浅いうちは日々、直近の授業準備に追われてしまいますが、余裕のあるときにじっくり調べておくと、頭の整理もつきやすいし、いろいろな発見があっておもしろいと思います。

タイトルとURLをコピーしました