コロナウィルスの影響で、
マスクが必需品になっています。
介護施設では普段はマスクをしていない職員も含め、皆、マスクをしています。
けれど、施設のマスクの在庫が尽きれば
どうなるのか不安です。
入荷の目処は立っていません。
授業中もマスクをしています。
本来、教師の口が隠れてしまうと、発音練習や文をリピートさせる際、支障が出るので、マスクは極力、しないように
しているのですが、今回は特例です。
雇われている教育機関や企業の方針に
従っています。
コロナウィルスの影響は7月か、8月
くらいまで続くであろうと聞いていますが、うちにあるマスクの在庫は4月いっぱいで切れるので、どうしようかと心配していました。
そんな中、ベトナム人の介護士を教えて
いるとき、マスクの話題になりました。
ベトナムではバイクで移動する人が多く、その際、カラフルで個性的なデザインの布製のマスクをしているのを映像で見たことがあります。
大気汚染対策のためにするそうです。
また、実際に、ベトナムの留学生が
通学時、国から持ってきたマスクをしているのを見たこともあり、かわいいなあと思っていました。
その話をして、
「今、日本でも手作りマスクが話題になっています。ベトナムから布製マスクを輸入できればいいのになあと思います。」と話したところ、
ある学生が、
「日本に来るとき、お母さんが作ってくれたマスクがあります。
たくさん持たせてくれたから、先生、
使ってください」
と言って、持って来てくれました。
渡された袋の中から出てきたのは丁寧に作られたかわいいデザインの2枚のマスク。
学生のお母さんの愛情が伝わってきて、
私が使うのは申し訳ないと思いつつ、
ありがたくいただきました。
手洗いができるので、大切に使わせて
もらおうと思います。
コロナウィルスに関しては、早い段階からバイト先の介護職員や、学生である外国人介護士たちにウィルスの特性と予防対策について教えてもらっていました。
さすがだなと改めて感じました。
「先生、とにかくうちにいて下さい!」と、学生に言われたのは2月上旬です。
収束に向かうのを願うのみです。