定期的に通っている鍼灸の先生は好奇心旺盛で博識です。
私の影響で、日本語教育についても詳しくなり、ユニークな視点からアドバイスをしてくれることもあるので、勉強になります。
そんな先生が本を貸してくれました。
3冊目です。全て宇宙人に関する本です。
いつも本を用意してくれているのですが、初めて借りたときは戸惑いました。
その本の巻末に「宇宙人度テスト」が付いていて、「これをやってみてください。」と、その場でやらされました。
質問に答えていくと点数が出て、宇宙人かどうかがわかるテストです。
私は地球人なんだけど‥と戸惑いつつ、やりましたが、結果、ギリギリ「地球人」でした。
先生が明らかにがっかりしていたので、私も何だか申し訳ない気持ちになりましたが、よく考えると、何をもって宇宙人と定義するのか、謎に満ちていて、笑ってしまいました。
そんな先生に私から初めて本を貸す約束をしました。
萩尾望都の『百億の昼と千億の夜』です。原作は小説ですが、小説は読んでいません。
とにかく物語のスケールの大きさと、萩尾望都の世界に強烈に惹き込まれました。
SFは大好きですが、この世界観、凄いとしか言いようがありません。
何度も何度も読み返してしまいます。
先生の感想が楽しみです。