コロナウィルスの影響は日本語教育にも
及んでいます。
日本語学校などの卒業式の規模縮小、卒業パーティーの中止。
学生はかわいそうですが、致し方ありません。
また、4月から勉強する予定だった
留学生の来日延期の話も耳に入ってきます。
外国人介護職員に対する授業も、
オンラインレッスンに切り替わることに
なりました。
感染した場合、重症化するリスクが高いのは高齢者。
利用者さんにうつすことは介護施設としては何としても避けたい。
このような理由からです。
自身も介護施設でバイトしているので、
よくわかります。
学生にオンラインレッスンに切り替わることを伝えましたが、彼らも驚きませんでした。
ただ、私としては直に会えなくなるので
寂しい気持ちになり、授業の最後に、
「皆さん、体に気をつけて。元気でね」と挨拶すると、
「先生も体に気をつけてください」と
言われ、お別れの挨拶のようになって
しまいました。
いつから通常授業に戻るかは未定です。
ちょうど新たにオンラインレッスンを
始める予定があり、私にとっては初の試みで、緊張していたところでした。
これで二ヶ所、オンラインレッスンを
することになります。
直に学生に会うことのできる授業が好きですが、時代は変わりつつあります。
オンラインレッスンの経験が新たな学びにつながると思うと、楽しみでもあります。