昨日の講座の写真を電線の鳥のオーナーに数枚、撮っていただきました。
写真を見て、改めて気づいたこと。
それは私の「表情」です。
真面目な顔をしている写真がありませんでした。
模擬授業時だと思いますが、ひょっとこのような口をしている写真もあり、これはもはや「顔芸」ではないのかと恥ずかしくなりました。
教師をする前から、話すとき、人の真似をしたり、ジェスチャーを使ったり、
顔と体で表現をするとよく指摘されていました。
教師になってからは文型や、語彙を説明するとき、無意識に「演じる」ことが多いです。
学生にもよく笑われたり、指摘されたりします。
けれど、全ての日本語教師が教えるとき、「演じる」わけではありません。
以前、私の語彙の授業を見学した新人の先生に、「真似できません。」と言われたことがあります。
そのとき私が言った言葉は以下の通りです。
真似しなくていいよ。教師は皆、個性が違うから、それぞれのやり方で教えれば
いいんだよ。
実際、全ての教師が演じながら、授業をしたら、鬱陶しいのではないかと思います。
今回、写真を見ながら、笑いつつも、
教室の壁が鏡張りでなくてよかったと
心から思いました。