「日本語教師の履歴書」への思い 2020年1月3日

12月に「日本語教育いどばた」のインタビューが載り、読んでくださった面識のある先生方がメールをくださり、うれしかったです。

また、新人教師時代の大先輩で、尊敬してやまない先生方には自ら読んでくださるようにお願いしました。
しばらくお会いしていないので、その後の私を知ってほしかったからです。

すばらしい「背中」を見せてくださり、
そこから学ばせていただいた感謝の気持ちを添えて、メールをしました。

いどばたのFacebookは元々、フォローしており、今まで、素晴らしい先生方が
「日本語教師の履歴書」に取り上げられていたのを知っていたので、自分に打診が来たとき、躊躇しました。

平凡な経歴の無名の一教師でいいのだろうかと。

けれど、日本語教師を目指す方々に、
日本語教師のキャリアパスを紹介することがその目的だと伺い、親しみやすいキャリアパスの例として、参考になるのではないかと思い、インタビューを受ける
ことにしました。

改めて読んでみると、失敗談が多く、
正直、恥ずかしくなりましたが、それらの失敗があるからこそ、いろいろなことが学べたのだと自分を納得させました。

また、掲載にあたり、悩んだのは今まで教えてきた、また、今教えている日本語教育機関や企業名を出すか、出さないか。

比較的シンプルな経歴なら、悩むこともないのですが、私の場合、3ヶ月程度の短期の仕事も含めると、10ヶ所以上で教えてきたので、全て掲載することはできません。

では、数ヶ所に絞り、名前を出そうか。

そう思い、浮かんできたのは経歴の中でも名前が知られている教育機関や企業
でした。

日頃から「人はどこで働いているかが
重要ではない。経歴、経験イコール実力とは限らない。」と言っているくせに、
自分のいやらしさを知りました。

結果、全て名前を出さないことにしました。
これでよかったと思っています。

インタビューを受ける前、受けているとき、掲載前、掲載後。

自分の歩んできた道のりと、今後の方向性について、じっくり考えることができました。

インタビューを受ける決断をして、本当によかったと感じています。

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