日本語教師の「資格化」について 2019年11月19日

日本語教師は厳密に言うと、「資格」がありません。

但し、私が教えてきた教育機関では
「資格」という言葉は使用されていました。

この場合の「資格」の意味は
「法務省告知校で働くための資格条件」という
意味です。

法務省告知校とは日本語学校などの日本語教育機関を指しますが、日本語学校でも告知校でない学校もあります。

また、オンライン講師、企業レッスンなどは、資格条件を求められる場合と必要ない場合があります。
海外で日本語教師として働く場合も同様です。

いずれにしても、日本語教師を職業にしたいと
考えるのであれば、日本語や、日本語教育に関する知識、そして、日本語教授法を学び、実践演習・教育実習講座を受講する必要があると
経験上、思います。

文化庁が日本語教師の資格化に向けて、動いている今はまだ明確な着地点は見えませんが、
その動向はしっかり見て行かなければと思います。

私も使用していましたが、「資格」という言葉の使い方を気をつけなければならないと改めて
思いました。

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