国際交流基金の活動をアレンジして、 宿題にしてみました。
「日本で不思議に思うもの」という
テーマで、1枚、スマホで写真を撮ってくる。
そして、どうして不思議に思ったのか、自国と比べながら、理由を説明し、
意見や感想も述べる。
少人数の中級クラスなので、スマホの写真を他の学生に見せながら、発表してもらうスタイルにしました。
会話力をつける練習にしたいので、
シートなどは用意せず、何も見ずに発表するように伝えました。
写真は看板、お知らせ、案内、
お店のメニュー、料理、商品など、
何でもOKにしました。
このような活動をする際、必ず例を挙げますが、今回は自身の海外での経験に
ついて話しました。
20年前、韓国で日本語を教えていた頃のことです。
当時、ソウルの喫茶店にはテーブルに
ひとつずつ固定電話が置いてあり、市内は無料で使用できました。
まだ携帯はそれほど普及しておらず、ポケベルの時代だったので、私も重宝していました。
ひとりでコーヒーを飲みながら、友達と
おしゃべりを楽しんだものです。
現在はないかもしれませんが。
この話をしたところ、学生も驚いていました。
私は「いいなあ。」と感動した話をしたけど、「これはちょっとおかしい。」と思う写真でもいいと学生には伝えました。
このような活動をするのは初めてなので、学生の撮ってくる写真が楽しみです。
ちなみに、長野県で驚いたのは電車の
ドアを開閉するためのボタンがあることです。
冬の寒さを考えると合理的だなと思いました。