知り合いの先生に申し込んでいただき、講座を行いました。
中級~上級文法の類似文型の教え方について、研修してほしいとのことだったので、事前に類似文型を5つ選んでいただき、分析した上で、受講していただきました。
~あっての と ~おかげで
~うちに と ~あいだに
~だらけ と ~まみれ
~やら、~やら と
~とか、~とか
~ないでもない と ~なくはない
以上の類似文型を項目ごとに、まず、分析内容を話していただき、その後、講師が質問という形でヒントを与え、気づいていただくように進めました。
類似文型の教え方の切り口は文型によって、違います。
例えば、重なる部分、重ならない部分、では、どこからその違いが生じるのか、分析していく。
また、分析したことをどのように
学習者に提示するのか、学習者が機能を理解しやすい例文はどんな文か。
これについても一緒に考えていきました。
文型分析は私も悩みながら、ひとつずつ切り口を増やしてきました。
いろいろな切り口を知ることで、他の文型分析にも生かしていただけたら、ありがたいと思います。
2時間講座はこのように私のできる範囲で、ご要望にお応えして、開講いたします。
感想を掲載いたします。
どうもありがとうございました。
