日本語学校などの留学生は性別を問わず、自炊している学生が多いです。
特に、アジアの学生にとって、日本の物価の高さを考えると、節約のため自炊をせざるを得ないという学生が多いです。
でも、理由はそれだけではありません。
彼らは国の料理を作って食べていますが、わざわざネットなどで国の調味料を購入しています。
調味料の違い。これは大きな問題です。
例えば、料理にしょうゆを使う国は日本以外にもあります。でも、しょうゆの味は国によって違います。
また、和食によく用いる日本の味噌、
みりんなどの調味料。
「日本料理は甘い‥。」と言われる所以だと思います。
人は誰しも生まれ育った国の料理が好きです。旅行ならいいですが、住むとなると、禁断症状が出てきます。
日本は家庭でも外国料理をよく作って食べますし、外国料理のレストランも多いです。
けれど、その大半は日本人の好みに合わせてアレンジした料理が多いと思います。
異文化の中で生きるということはそういうことですが、彼らの話を聞くと大変だなあと感じます。