日本は外国人にとって住みやすい国なのか 2019年1月20日

改訂入管法に関するマスメディアや、SNSの情報を連日、見ていると、多くの疑問の声、改善案が出されたり、
外国人が暮らしやすくなるための新しい試みなどがスタートしたりしていることがわかります。

他国でも、同様の政策が行われている中で、はたして日本は外国人にとって「魅力的な国」「選ばれる国」なのか。

海外で働いた経験から考えると、まず、母国で暮らすより、海外で暮らすほうがストレスがあるのは当然だと思います。言語や習慣、自然環境、食生活…多くの「違い」に戸惑います。

「外国人差別や、偏見の一切ない国」も存在しないと思います。私も海外旅行や、海外生活で経験してきました。

ただ、「外国人が住みやすい国」が存在しないとしても、
「外国人が住みやすいと感じられる国」に少しでも近づくための試みや、努力はできると思います。

そして、それは国任せにするのではなく、私たちひとりひとりの心持ちによって、変わっていけることだと
思います。

図らずも、今回の法律に大きくかかわる日本語教師を続けてきた私としては、自身の経験を今後、いちばん必要になるであろう学習対象者に教えることで、生かしていきたいと思っています。

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