方向音痴 道を聞かれる 2019年3月30日

方向音痴です。上級レベルです。私を知る人の間では共通認識となっていますが、それでも、呆れられたり、切れられたりすることもあります。

以前、学生に、スポーツ大会の行われる体育館への行き方を聞かれ、一生懸命説明しましたが、その説明がわかりにくかったらしく、「迷いましたよ、先生!説明が悪い。」と怒られたこともあります。謝りました。

先日も方向音痴のせいで、お仕事関係の方々にご迷惑をおかけしました。本当に申し訳なかったです。

歩いているとき、道に迷うと、自分は信じられないので、すぐに人に聞くようにしています。

近くにいる人、駅員、交番、コンビニの店員…。
一度、歩いている人もおらず、駅も遠く、飲食店なども
ない道で迷ってしまったときは、車の販売店からふらっと出てきた社員の方に、おもむろに道を聞き、驚かれましたが、親切に教えていただきました。

私を知る人で、私に道を聞く人はいません。

しかしながら、知らない人に道を聞かれることが非常に
多いです。海外旅行先でも、現地の人や、旅行客に聞かれます。不思議です。

20代の頃、忘れられない経験があります。

新宿駅構内で、台湾から来た若い旅行客に、西口にある
宿泊先のホテルへの行き方を聞かれました。

西口高層ビル街はわかりにくいです。地図を見せられても私も明確にわかりません。彼が日本語が話せたなら、交番に案内しましたが、彼は英語しかできませんでした。

これは何とかしてあげるしかないと覚悟を決め、
「一緒に行くからついて来てください。
 但し、私もあまり自信がありません。」と、簡単な英語で話し、二人で歩き始めました。

案の定、迷いに迷いました。困ったことに、私はその日、バイトが入っており、時間も差し迫ってきました。
「時間がない。」と話し、途中から彼と走りました。

結局、これ以上はバイトに間に合わなくなるという時間になり、ビル街にあったガソリンスタンドの店員に事情を話し、道案内を託し、彼に謝り、置き去りにして、走って新宿駅に戻りました。

彼は私に何度も、「ありがとう。君は本当に親切な人だ。」とお礼を言っていましたが、さんざん歩かされ、途中から走らされ、置き去りにされた
彼に今でも申し訳ない思いがこみ上げてきます。

「方向音痴のため、道を聞かないでください。」という
バッチをつけて歩きたいです。

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