私は日本語教師になってすぐ、韓国の
企業で3ヶ月、一旦帰国し、まもなく再び韓国の日本語学校で2年教えていたため、
初級から中上級まで教える機会がありました。
その後、帰国し、日本語学校の留学生
クラスに携わり始めましたが、0レベルから上級クラスまで、3ヶ月ごとにクラスが変わり、担任をしていました。
大変でしたが、非常にいい経験になったと思っています。
このような経験をもとに、意識するようになったことは、なるべく違うレベルの
授業を複数持つ、或いは、同じレベル
ばかり長く教え続けないようにすることです。
なぜかというと、例えば、初級ばかり教えていると、中上級を教える勘が鈍る、反対に、上級ばかり教えていると、初級を教える勘が鈍ると感じたからです。
もちろん、ある程度、経験を積めば、切り替えは容易になってくると思います。
また、人それぞれペースがあるので、
最初は初級から教え始め、徐々に上の
レベルを教えたいと考える教師もいると思います。
教育機関により、教えたいレベルの希望をある程度、尊重してくれる所もありますし、新人はまず初級から教えると決まっている所もあります。
私の場合、選択の余地なく、教えることが多かったのですが、選択の余地が生まれてからも、自分からレベルの偏りがないよう要望を出していました。
今も初級、中級、中上級と、それぞれ
別の所で教えています。
変化や、学びがそれぞれあり、とても楽しいです。