今、教育機関、企業など、三ヶ所で
日本語を教えていますが、学生が全員、非漢字圏であることに気づきました。
日本で教えた経験では、初めてのこと
です。時代の流れを感じました。
教育機関によって、学生の国籍の偏りは
ありますが、共通の傾向はあります。
今まで、時代の変化につれて、
留学生クラスでは、韓国の学生が圧倒的に多い学校、
中国の学生が圧倒的に多い学校、
中国の学生が多い時代からベトナムの学生が多くなった学校‥というような経験をしてきました。
最近は、日本語学校全体でみると、漢字圏の学生もいますが、多国籍化が進んでいる印象を受けます。
漢字圏から非漢字圏の学生が多勢を占める時代に移り変わったときは、教師は
頭の切り替えを求められました。
文字・語彙や、読解の指導法について、
新たな勉強、工夫が必要になりました。
個人的にはいろいろな国籍の学生に教えたいので、今後が楽しみです。
学生から教えてもらう母国や母語の話は興味が尽きません。