8月はお休みの教育機関もあるので
自分に課していること。
それは9月から使用する能力試験対策の
文法のテキストを一冊、分析し、書き込みをしておくことです。
私ひとりで担当するテキストです。
試験対策の文法のテキストは今まで何冊も教えてきましたが、テキストによって取り上げる文型、機能の説明、提出順、数に違いがあります。活用形のルールも少し違うことがあります。
文型ごとにまとめた教案を整理しておけば効率的だったかなと思うことがありますが、私はテキストごとにファイルしてあります。
今までの教案とテキスト、文法解説書を見ながら、改めて整理し、新しいテキストに書き込んでいきます。
テキスト一冊、まとめて準備していくと、提出順が頭に入り、ここで類似文法が出てくるので確認しようなど、全体の流れが掴めるのが利点です。
メインテキストで教えた教案も参考にしますが、メインは余裕のあるカリキュラムが多いので、対策のみの授業ではそこから絞って教えなければなりません。
試験対策本の文法の数は膨大なので、いかに効率的に、混乱させないように教えるかが、大切です。
一冊全て下準備しておくのは時間がかかりますが、事前にやっておくと、授業前の準備が楽になります。
カリキュラムの関係で、直前でないと準備ができない授業、前もってある程度準備ができる授業。
あらかじめ計画を立て、やっておくことで、タイトなスケジュールをこなしていくことができます。
これはあくまで私のやり方なので、個々の教師のやりやすい方法があると思いますが。
担当している授業数、経験年数、自身の体力などにより変わってくるでしょう。