まだ受講を始めたばかりですが、目から鱗が落ちます。
介護の基本理念は「自立支援」。
できないことではなく、今できることにフォーカスして、利用者の要望を叶えるべくベストを尽くしていくこと。
介護職は単なる「お世話をする人」ではないのです。
その視点で、改めて介護職の方の利用者さんに対する何気ない声かけなどを注意して聞いてみると、言葉の真意に気づかされます。
子どもの頃、30歳くらいの人は立派な「大人」だと思っていました。
それは違う、悩むこと、後悔すること、自己嫌悪に陥ることが多々あると自分がその年代になったとき、気づきました。
人はいくつになっても、人生を達観することなどできないのではないかと思います。
年を重ねていくと、体の衰えなどを感じますが、それでも「もっとこうなりたい自分」や、「将来の夢」はあります。
それはいくつになっても同じなのではないかなと思います。
福祉の勉強は単に「介護」に関することだけでなく、人間の本質に関することや、生きていくことに関する根本的な欲求について、学ぶことができます。
受講を始めて、本当によかったと思っています。