バイト先の介護施設で「ケアカンファレンス」が行われていました。
利用者さん、利用者さんの家族、ケアマネージャー、介護職員などが集まり、よりよいサービス提供のために行われる会議のことです。
介護の日本語教育で学習者に教えたことがあります。
もちろん私は会議に参加はできませんが、会議室から
時折、笑い声が聞こえてきたり、和やかな雰囲気が伝わってきました。
やはり実際に介護施設で見聞きすることは本当に勉強に
なります。
今の利用者さんの世代は戦争経験者が多いです。皆さん
我慢強いと感じます。声にしなくても、表情をよく見て
お茶のお代わりを持って行ったりします。
ある意味、日本語教師と共通する部分があると感じます。
外国人学習者は日本語力のため、自分の意思がうまく伝えられないことがある。
利用者さんの場合、病状や、体調、我慢強さのため、
同様のことが生じる。
「読み取る力」が大切な仕事であると思います。