大好きな恒川光太郎の本を読みました。彼の作品は全て読んでいます。
独特の幻想的な世界に引き込まれます。
読書体験の始まりである星新一や、筒井康隆のような誰にも真似のできない世界観に満ちています。
今回の作品は星新一が頭に浮かびました。
恐ろしい話でありながら、淡々としていて、牧歌的ですらあります。
穏やかでユートピアのような異世界の話と、謎の生物に襲われ、壊滅的な被害を受ける地球の話。
この2つの世界の結びつきとは?
どうしたらこのような物語を紡ぐことができるのだろうと、感嘆しました。素晴らしい作品です。
映像が明確に浮かんでくる小説ですが、この世界観を映像化するのは
至難の技だろうと思います。
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