4コマの集中力 2018年8月23日

日本語学校の夏休みが終わり、通常運転に戻りました。

他の機関の授業はしていましたが、やはり大人数クラスの日本語学校の授業は間が空くと、授業後の消耗が激しいです。

学生時代、運動部で、毎日練習していましたが、試験期間中や、夏休みなどに1週間ぐらい休みがありました。休み明けの練習は体が非常にきつかったことを覚えています。
それと似た感覚です。

教師は授業中、集中力を切らすことはできません。常に、教案と時間配分のずれの調整、学生ひとりひとりへの目配り、学生の反応による臨機応変な対応が求められます。

対象となる学習者、学習者の人数、レベル、授業時間などにより、授業後の疲労感に差があります。

私が経験してきた中では、初級の大人数クラス、日本語学校などの通常4コマの授業がいちばん消耗します。
初級は教師が授業をひっぱっていかなければならないことも多く、また、限られた文型、語彙の中で、いかに学生から発話を引き出すか、工夫しなければなりませんから。

とはいえ、久しぶりに学生に会うと、うれしくなり、授業でみんなで笑い合ったりしていると、やっぱり楽しい仕事だなと実感します。

タイトルとURLをコピーしました