類義語を教えるとき、まず、それぞれの語彙の意味を調べ、類義語辞典も調べます。そして、そこから自分で例文を作ります。
例えば、「性格」「性質」
「人柄」の違いで考えてみると…
よく使う語彙はどれか。
変われるか、変われないか。
人にだけ使うのか。人じゃない場合はどんな使い方をするのか。
形容詞を使わなくても、成り立つか、その場合はどんな意味になるのか。
上記の視点に気づくと、使い分けが明確になってきます。
特に、中級以上になると、語彙を
ひとつ入れると、学生から、類義語との違いを聞かれることがあるので、テキストになくても、調べておいたほうがいいです。
初級レベルで考えると、
「経験」と「体験」。この2つも違いがあります。
辞書などを調べた上で、自分でわかりやすく違いを教えるために、
「分析する視点」を養っていかないといけないのです。