花火と語彙導入 2018年8月16日

昨日、諏訪の花火大会が行われました。全国的に有名ですよね。

一度は行きたいと思いつつ、まだ行ったことがありませんが、9月の新作花火大会は見に行ったことがあります。

花火の美しさ、諏訪の地形ならではの音の響きに圧倒され、感動しました。ちょうど父を亡くした数か月後で、
見ているうちに、「鎮魂」という言葉が浮かびました。
夜空高く華麗に咲き、一瞬で散ってしまう花火は、まるで人の一生のように見えました。

後で、調べてみると、「花火には鎮魂の意味がある。」と書かれた文章があり、やはり…と納得しました。

花火といえば、忘れられない思い出があります。

私が学んだ養成講座の採用試験で模擬授業をした際、花火の画像を使用し、語彙導入をしました。試験官は養成講座で教えてくださった先生でした。

模擬授業後、すぐにフィードバックをしてくださり、「画像を見せなくても、『ヒューン、ポーン!』で学生はわかる。画像よりインパクトがあり、印象に残ることもあるんですよ。」と。
先生はジェスチャーつきで実演してくださいました。

この言葉に感銘を受け、それ以来、私も実践しています。もちろん、絵カードや、画像も使いますが、花火や雷などをジェスチャーと擬音語で導入したり、語彙の説明時、実際に演じて見せたりしています。

もちろん、いろいろなやり方があっていいと思います。
ただ、ワンパターンではなく、引き出しを増やしていくと、学生を飽きさせない効果があると思います。

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