プロレスに全く興味のない方、すみません。
今、「週刊プロレス 三澤光晴 緊急追悼特集号」を久しぶりに読み返していたら、プロレス愛が蘇ってしまいました。
小学生の頃から、30代まで、断続的にプロレスを見ていて、「週刊プロレス」を愛読していました。
特に好きだったレスラーは、テリー・ファンク、ブルーザー・ブロディー、前田日明、KENTA、そして三澤です。
プロレスなんて八百長だ、ブックがある…などと言われますが、プロレスの魅力には関係ないと思っています。
あれだけ鍛え抜かれた体で本気を出したら、相手は死にますから。
プロレスの魅力は受け身です。相手の技を受けて、受けて、耐え抜いて反撃し、勝つ。すごい精神力です。
三澤は受け身の天才で、強靭な精神力を持っていました。どんなに体調が悪くても、絶対に言わない、見せない。また、プロレスリングノアの社長として、重責を担いつつ、最期まで、トップレスラーとして闘いながら、後輩を育て、他のレスラーを助け、リングの上で無念の死を遂げました。
ヤフーニュースで知ったとき、号泣しました。
三澤のことを悪く言う人は誰もいなかった…有名な話です。素晴らしい人間性が試合からも伝わってきました。
三澤の死後、長野市で行われたノアの試合を観に行きました。献花台が置かれていて、合掌してきました。
その後、プロレスから離れました。三澤の死とともに、私の中のプロレスも終わりました。
でも、心の中では生きています。体調が悪い時、プロレスラーはけがをしていても試合に出て、痛めたところを攻撃される。でも、教師は体調が悪くても、学生にドロップキックをされることはないと、自分を励まします。
実は、この話を、日本語教育機関の面接で、趣味は?と聞かれ、話したところ、面接した方はプロレスファンではなかったのですが、なぜかひどく興味を持たれ、熱く語ってしまったことがあります。条件面で折り合わず、結局、そこで教えることはなかったのですが、ユニークな経験でした。そんな話をする私も私ですが…。
すみません、全く日本語教師と関係のないお話でした。