東京という故郷 2018年1月6日

久しぶりに、東京へ友達に会いに行きます。

知らないうちに新宿のバスターミナルも新しくなり、東京は帰省する度に、私の知らない街に変貌していくようです。

東京の人は冷たいと、なぜか留学生にも言われますが、生まれ育った私は感じたことはありません。

子どもの頃は近所付き合いが盛んでした。

中学、高校は電車通勤で、下町の生徒が多く、人情の深さを感じました。

大学に入って、様々な出身地の友人に出会い、その土地の話や、方言を聞くのが好きでした。

遊んだり、働いたりした新宿、渋谷。

だいぶ変わりましたが、懐かしい街です。

変化し続けるのは首都の宿命。

子どもの頃、東京に高層ビルがひとつ、
またひとつと、建っていくのを感動しながら見上げていました。

今や東京はTO K YOに生まれ変わったようです。

それでも、外国人も含めて、いろいろな人たちが住んでいる、せわしない東京が好きです。

長野に戻るとき、長野のきれいな空気と対照的な、汚い新宿の空気を吸い込み、
またね、とお別れのあいさつをしてきます。

誰にとっても、どこであっても、故郷は特別な場所なんだなと思います。

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