未経験者から見える景色 2018年2月15日

今日からまた2日、介護施設のバイト
です。

少しずつ仕事に慣れてきて、全体を俯瞰する余裕が出てきました。

働く目的のひとつ、介護職の現場に入る外国人に何を教えていくか。

外国人の視点で、考えていく姿勢も必要だと感じ始めています。

EPA介護福祉士候補者として、介護施設で働きながら、国家試験合格を目指す。

技能実習生として、日本語や介護職の勉強をしながら、介護施設で働く。

また、定住外国人で介護職を目指す方もいるでしょう。

外国人が介護の現場で働くいうことは、
専門用語を覚えるのはもちろんですが、現場で、日本人の介護職、利用者さんとスムーズなコミュニケーションが図れる
ことが大切だと思います。

これはそれほど易しいことではないと
感じています。

介護職の方の働きを見ていると、細やかさ、几帳面さ、利用者さんへの臨機応変な配慮を感じます。

他の仕事でも感じられる日本人の特質とも言えるのではないでしょうか。

彼らの国には、もちろん日本にはない、よさがあると思います。

逆に、日本人が海外で働くと、やり方の違いに戸惑うというのは、よく聞く話。

郷に入っては郷に従えと言いますが、
人には培ってきた経験や価値観があります。

介護職について、知識も浅い私ですが、いつも学生から聞かされる、外国人が
日本で働くことの大変さと重なる気がしています。

いつか、介護職を目指す外国人に、日本語を教えるチャンスがあれば、私の知る限りの現場の雰囲気を伝えていきたいと思います。

日本語教師は教室の中で一人。カリキュラム通りに教えなければなりなりませんが、経験を積めば、自分の個性も生かせるようになります。

でも、専門職の中には、複数の人間が
常に、コミュニケーションを取りながら、やり方を相談しながら、現場を動かしていく仕事もたくさんある。

これは教師より、大変なのではないかと
今回、改めて感じました。

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