これは自分にいつも言い聞かせている
言葉です。
中級以上になると、語彙や、文法、読解指導をする際、時事問題と絡めて指導
する機会も増えていきます。
また、日本の大学、特に難関大学を受験する学生が受ける日本留学試験の問題も
時事問題や一般教養など、幅広い知識の土台が必要となる問題が多いです。
日本語能力試験も受験級が上がれば上がるほど、知識が必要となる問題が増えます。
そのため、学生には、ニュースを見るように、しつこく言いますが、教師からも提示したり、説明することも多くなります。
私は関心のある分野には意識がいきますが、多岐にわたる分野の知識があるかと言われると、足りないなあといつも反省しています。
ニュースは幅広い分野にまたがり、日々
更新されていくので、なるべく見たり、読んだりするようにしていますが、読んでも忘れてしまうこともあり。
また、見逃したニュースにかぎって、
学生に個人的に質問され、困ることもあります。
困ると、なぜか学生はうれしそうに、
更に聞いてきます。
調べてから、その学生に説明することもあります。
私は時事問題に強い!という方は、
日本語教師をする上で、ひとつの強みになると思います。