教案はどんどんたまっていきます。
同じ内容が当たっても、学校によって
教え方が違ったり、テキストが違ったり、昔の教案は直すところが多かったり。
また、同じテキストでも、改訂されていくので内容も変わる部分が出てきます。
結局、毎回、新たに教案を書くことになります。
あるとき、一念発起して、教案の整理をしました。
テキストも教案も古すぎるものは捨てました。
初級は複数の学校で、複数のテキストで
教えていましたが、「みんなの日本語」
改訂版に合わせて、課ごとに教案を集め、教案の骨を作りました。
骨を作っておいて、授業をすることになったら、クラスに合わせて肉付けを
します。
文法も以前は4レベルだったので、その
ときの教案と照らし合わせながら、今の試験に合わせて、骨を作ってから、教えました。
ただ、普通N3レベルから対策をしますが、全てのレベルを整理していないので、今、足りないレベルの骨を作っています。
昔の教案はそのまま使えなくても、分析したことや、例文などで使えるものは
残していきます。
教師によって、いろいろだと思いますが、経験が長くなってきたので、今は
こんな準備の仕方をしています。
もちろん、新しいテキストや、今までと違う教え方が必要になったら、1から練らなければと思います。