文化庁日本語教育大会に行って来ました 2018年9月9日

尊敬する先生に誘っていただき、初めて参加してきました。

3つの分科会に分かれており、私は「日本語教師 初任(留学生)研修における日本語教育の専門性とは」のパネルディスカッションに参加しました。

東京の老舗名門日本語学校の先生方から、学校内の初任研修について、詳しくお話を聞き、最後にグループワークを行い、全グループ、意見を発表しました。

今年3月に文化審議会から出された「日本語教育人材の養成・研修の在り方について(報告)」をもとに、初任教師(0~3年の日本語教育歴)の研修はどうあるべきか、有意義なお話を聞くことができ、勉強になりました。

この報告書は文化庁のホームページから閲覧可能です。120ページあります。

ただ、手厚い研修が可能な日本語学校は、全国規模で考えると限られていると思います。実際、同様の意見が参加者から出されました。

採用後研修はできても、その後のフォローアップ研修、中級程度まで教えるスキルを身につける研修まで行うとなると、かなりの労力が必要となります。もちろん、初任教師自身の努力と、振り返りも必要となります。

自身の日本語学校における教師研修経験から考えると、採用後研修を終えて、実際の授業に入ってから3ヶ月後ぐらいに、フォローアップ研修を行ったほうがいいと思います。その後の研修も当然、必要になるでしょう。

私の講座では、初任教師の方のご希望に合わせたフォローアップ研修、中級の教え方の講座も行います。

また、NI、N2文法などの教え方の講座も可能です。

2時間講座、または、もう少し長い講座も、受講希望の方のご要望に合わせてアレンジ可能です。

ご興味のある方はお問い合わせください。

今回、多くの素晴らしい先生方のお話を聞くことができ、また、元同僚の先生方に久しぶりにお会いし、現在のご活躍ぶりを知り、とても刺激を受けました。

私も、もっともっと勉強しなければと意欲が湧いてきました。

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