昔、教育テレビで、コロンビア大学英語講座を見たことがあります。
多国籍の学生の英語クラスの授業を放送していました。
私が見たのは中級レベルのグループワークと発表の授業。
驚きました。先生の導入、指示、グループワークの見回り、発表のさせ方、コメント、フィードバックが素晴らしかったからです。
先生は無駄な発話は一切せず、的確な指示を出し、スムーズな流れで、学生主体の授業を成功させていました。
教師はこんなに発話量を抑えられるんだと衝撃を受けました。
「授業中、教師は主役になってはいけない。教師の発話は最低限に抑える」
よく言われることですが、実はすごく難しいです。
私も、発話量が多いと反省することがあります。
テレビの講座に及ばなくても、常に意識していかなければいけないと思いました。
説明や指示が的確で分かりやすく、学生が意欲的に取り組める活動ができたら、教師の話す量は減らせるのでしょう。
お手本にしたい授業でした。