ボーカルレッスンを短期間ですが、受けていたこと、今もうちで練習していることから、思わぬ共通点を
見つけました。
それは、リズム感とメリハリです。
大人数クラスの初級は、
特に、リズム感が大切です。
ドリル練習が多く、フラッシュカードや、絵カードなどの副教材も大量に使う初級の授業では、リズミカルに練習を行わないと、学生は途中で飽きたり、集中力を失ったりします。
そうならないためには、副教材を
授業の順番通りに用意し、もたつかずに捌きながら授業を進める
スキルが必要です。
これは練習しておくこともできるし、学生の反応を見て、心配なら、先輩の教師に見学してもらい、フィードバックしてもらうのも
ひとつの方法です。
先輩の授業を見学するのも勉強に
なります。
私は後輩の授業を見学して、その
見事なスピード感に、感動したことがあります。
メリハリについては、全てのレベルに
言えることで、単調にならないように、流れを工夫することです。
例えば、テンポよくドリル練習をするだけでは、学生も疲れてしまうので、途中で、学生が考えた文を
使って話す練習や、書く練習、
ペアで会話を作る練習、ゲームやインタビューワークなどの楽しい活動を入れていきます。
私は教案を作ったら、時間をおいて
学生の視点に立って、見直します。
そこで、単調だなとか、ここで学生が主体的に参加できる活動を入れたほうがいいなと思ったら、修正を入れていきます。
もちろん、教案通りにいかないこともありますし、授業の流れの中で、急遽、変えることもありますが。
テンポのよさと、メリハリを意識してみると、学生の反応も変わってくる
かもしれません。