また一人、大好きな俳優が亡くなりました。まだ若いのに、ショックです。
たくさんの作品に出演している俳優ですが、北野武の映画で初めて知りました。
佇まいがかっこいい。
黙っていても絵になるのが、一流の役者なのかなあと思います。
北野武のBROTHERで、切腹を図る場面が印象に残っています。
武映画といえば、武のヤクザ映画が好きです。
彼の映画は、外国人からみたYAKUZAの
イメージを意識しながら、ときには、過剰なまでその認識通りに、またときには、認識を裏切るような見せ方をしているようにみえます。
外国映画の中の日本人に違和感を持つことはありますが、それをほとんど感じさせなかったのは、リドリー・スコットの
ブラックレイン。日米合作の成功例だと思います。
この作品にも、今は亡き、高倉健、松田優作といった素晴らしい俳優が出演しています。
監督も、アメリカ側の俳優、マイケル・
ダグラス、アンディ・ガルシアも大好きなんですが、やはり遺作と知りつつ演じた松田優作の演技にはかなわない。
彼の魂のこもった作品ですね。
話が広がってしまいましたが、大杉漣、
悲しいです。