毎年、この季節になると、卒業を控えた学生たちは落ち着かなくなります。
進学のこと、進学して長野を離れて新しい生活をスタートすること。
期待と不安で揺れ動きます。
日本人の学生でも同じ気持ちになると
思うので、留学生はなおさらでしょう。
その空気は授業にも影響します。
どこか落ち着かない学生に、ときには
寄り添い、不安な声に耳を傾け、でも、ずっと聞いていると、授業が成り立たないので、切り上げて授業に引き戻し
ます。
実は、教師も学生たちとの別れが近づいている寂しさを感じながら、授業をしているのですが…学生は知るよしもない
かな。