人を育てるという視点 2018年3月10日

専任のとき、採用後研修や、フォローアップ研修に関わってきました。

その後、ご自身の努力で、すくすくと
成長されている先生方に言われるのは、
優しく指導してくれたという言葉です。

それは私が意図して、そうしてきたことです。

実は、細かいダメ出しも多いのですが、
ほめることも多くするようにして
います。

後は、研修する方の個性に合わせて、
教案指導を重視したり、教壇指導を重視したりしています。

若い頃、養成講座で教えたときは、余裕がなくて厳しかったと思います。

厳しいことは必ずしも悪いことではありませんが、厳しいだけでは萎縮してしまう方が多いでしょう。

その反省を生かしています。

新人の頃は、時代の違いもあり、
授業を見学してもらったり、研修を受けたりしたことはほとんどありません。

現場で失敗しながら、学んだ感じです。

後は、ベテランの先生からの愛のある厳しい指摘、ベテラン同士の会話の盗み聞き、ベテランの授業記録から学んだことが多いです。

今、自分の言動を、後輩の先生方はよく見ているなと、話していて感じます。

その視線を忘れてはいけないと思って
います。

どんな仕事でも、長くやれば、後輩が増えます。
役職がなくても、社員じゃなくても、
後進を育てるという視点は必要だと私は思います。

特に、人材不足の今、将来の日本を支える方々に託していくものがあるはず
です。

非常勤になりましたが、できる範囲で、新人の先生方に、いい意味でのアドバイスは続けていくつもりです。

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