大学生のとき、英語の授業で、ロールプレイをしたことがあります。
中でも、記憶に残っているのは、
お見合いしたけど、相手が気に入らない娘と、もう少しお付きあいするよう娘を説得する母のロールプレイ。
私は娘、母役は同級生の男子学生。
粘り強く説得しようとする母に、いろんな理由を並べて、拒否していたら、また表現を間違えてしまい、皆に笑われてしまいました。先生も笑いながら、私のミスを訂正してくださいました。
恥ずかしかったですが、楽しい授業でした。
ロールプレイは発話の自由度が高いので
教師の意図した会話ができるように、
ロールプレイをするまでの積み上げが大切です。
テキストもあります。
ロールプレイの目標…説得、依頼、謝罪などを明確に示してから、覚えてほしい表現をしっかり練習してから行います。
発表のときは、細かい日本語のミス
より、会話の出だしと終わり方が自然か、適切な表現が使えているか、二人の関係性に合う言葉遣いができているか、などに着目し、フィードバックをします。
学生のロールプレイは聞いていて楽しいです。個性が出ます。
上司と部下のロールプレイなど、上司役は厳しい上司あり、優しい上司あり。
他の学生と一緒に、楽しく発表を聞きます。
中級以上はもちろん、初級でもロールプレイはできます。
また、プライベートレッスン、企業レッスンなどは、学生のニーズに合わせた
ロールプレイを作成し、実施すると効果的です。
昔、看護師の学生に、自作のロールプレイを行ったことがあります。
私の講座でも、教案にロールプレイを
入れたいという方は、やり方をお教えいたします。