クラスの雰囲気を作るのは実は、
学生です。
教師は毎日、同じではありませんが、学生は毎日、顔を合わせます。
休み時間に話したり、同じ寮だったり、アルバイト先が同じだったり。
教師の知らない人間関係が築かれていきます。
ただ、教師はクラスの雰囲気をよくするサポートをすることはでき
ます。
初級の早いうちから、皆の前で一人ずつ発表したり、グループで発表したり、全員でインタビューワークを
したり。
交流することで、親近感が増し、
互いに名前を覚え、冗談を言ったり、それに突っ込みを入れる学生がいたり。笑い合うことも増えていきます。
リラックスした雰囲気で、勉強することが語学の授業では特に大切
です。
間違ってもいいから、たくさん話したり、学生同士で教え合ったり、フォローし合ったり。
授業の中で、教師主導で進める時間と、教師が黒子のようになり、学生主体で活動をする時間がバランスよく取れるように、気をつけて
います。
後は、前も書きましたが、なるべく学生を座りっぱなしにさせないように、動かす活動を入れること。
座りっぱなしはキツいものです。
だんだんクラスの雰囲気ができてきて、学生の個性が見えてくるのが
とても楽しいです。