メリークリスマス!
家族とお過ごしの方も多いでしょうか。
家族といえば、最近、気になるのは若いタレントが身内のことを、お母さん、
ダンナさん、などと言うこと。
日本語では家族のことをソトの人に話すとき、丁寧語や敬語は使わないルールです。でも、言葉は生き物なので、だんだん許容されていくのでしょうか。
ウチとソトの概念は敬語を教えるときに触れます。日本語が相対敬語だからです。
例えば、社内で社長と話すときは敬語を使いますが、ソト(取引先など)の人間と話すときは、「田中は出かけております。」のように、尊敬語は使いません。
これが相対敬語です。
外国人泣かせの敬語ですが、日本人でも、尊敬語と謙譲語を間違えているのを耳にします。
ルールでしっかり学んでいく外国人のほうが上手に敬語を使いこなせるように
なったりします。
私も敬語を教えることで、敬語に強くなった気がします。