ひらがな、カタカナの教え方 2018年4月7日

初級はまず、ひらがな→カタカナを教えます。国で勉強してきた学生も、もう一度、字形、発音指導をしっかりやります。

母語の干渉が字形や発音に影響していますから。

ひらがな、カタカナは清音、濁音、半濁音、拗音、促音、長音、拗音+長音があります。

特に、注意するのは促音の拍感覚。
ミニマルペア(きて、きって)などで練習します。

撥音(ん)は三種類あるので、これも練習します。

拗音も拍感覚が大切。ミニマルペアなどで練習します。

そして、長音。あいうえおが長音になりますが、え段とお段は例外を除いて、表記と発音が一致しません。
例えば、
長音の前がえ段→「とけい」
長音の前がお段→「おとうさん」

ここもしっかり練習します。

カタカナはまず、どんな言葉に使うか。

似ているカタカナ、似ているカタカナとひらがなも提示して、練習します。

そして、パーティー、ウィスキー、ファイルなどの特殊音もよく使う言葉を練習します。

ひらがな、カタカナも外国人にとっては易しいわけではありません。
初めにしっかり教えることが大切です。

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