教師、学生にもお勧めの大好きな映画。
原作は三谷幸喜で、「12人の怒れる男」
へのオマージュです。
もし、日本にも陪審制度があったら…
という設定の、元は舞台劇です。
私は映画しか見ていませんが、本当に
おもしろいです。
「ああ、いるいる、こういう日本人!」
ばかりが集まり、果てしなく、陪審審理を繰り広げます。
日本人のあいまいさ、付和雷同、など
により、なかなか終わらない審理。
台詞が練りに練ってあり、すごいです。
言葉遊びの要素もあり、笑わせられ
ます。
日本人らしさ炸裂のこの映画、日本語教師、そして、上級の学生にも見てもらいたいです。
日本でも裁判員制度が実施されるようになりましたが、陪審制と違い、裁判官も
いるので、映画とは全く別物でしょう。
映画はデフォルメされていますが、
日本人の特質を浮き彫りにした作品だと思います。