『12人の優しい日本人』 2018年3月22日

教師、学生にもお勧めの大好きな映画。

原作は三谷幸喜で、「12人の怒れる男」
へのオマージュです。
もし、日本にも陪審制度があったら…
という設定の、元は舞台劇です。

私は映画しか見ていませんが、本当に
おもしろいです。

「ああ、いるいる、こういう日本人!」
ばかりが集まり、果てしなく、陪審審理を繰り広げます。

日本人のあいまいさ、付和雷同、など
により、なかなか終わらない審理。

台詞が練りに練ってあり、すごいです。
言葉遊びの要素もあり、笑わせられ
ます。

日本人らしさ炸裂のこの映画、日本語教師、そして、上級の学生にも見てもらいたいです。

日本でも裁判員制度が実施されるようになりましたが、陪審制と違い、裁判官も
いるので、映画とは全く別物でしょう。

映画はデフォルメされていますが、
日本人の特質を浮き彫りにした作品だと思います。

タイトルとURLをコピーしました