今日は日本語能力試験。
学生の健闘を願ってやみません。
難関大学などは日本留学試験の結果を重視しますが、専門学校などは能力試験を重視する学校も多いです。
学生も能力試験対策に必死です。
留学生を採用したい企業も能力試験を重視していると感じます。
そのため、試験前は試験対策の授業が増えるのが一般的です。
私はN1、N 2文法を教えてきましたが、数が多いので、終わらせるのは大変です。なかなか会話練習の時間まで取れません。
『習った文法で話せるようになりたい』
学生からよく聞こえてくる声です。
試験後は、既習文型を復習しながら、会話練習を入れます。
気をつけることは、その文型が友達と話すとき、よく使うのか。目上の人と話すとき、よく使うのか。主に、書き言葉で使う文型でも、スピーチやプレゼンのときにはよく使う文型もあります。
逆に、聞いてわかればいい文型もあります。
中級、上級文型を使って話せるようになると、ワンランク上の会話力と見なされます。
卒業までに、少しでも身につけてほしいものです。