海外で教える 2017年10月22日

20年前、韓国の企業研修所で3ヶ月、教えました。これが教師デビューでした。
教え方は日本とほぼ同じで、週21時間。新人にとっては大変でした。
ひたすら教案を書きました。

その後、韓国の日本語学校で2年教えました。週30時間でした。
初級文法はノンネィティブの教師が教え、その後、日本人教師が初級の活用が出てくる課から、トップダウンで、主に、会話を教えていました。文法は確認程度でした。
中級から上級レベルは日本人教師が文法を含めて教えていました。

戸惑ったのは教え方の違いです。でも、1日6時間教えるのに、日本のように、丁寧に教案を書いている余裕はありませんでした。

海外は国によって、また、働く機関によって、指導法は様々だと思います。
媒介語を使ったり、会話のみ担当したりという話も聞きます。

帰国後、私は自分が勉強した養成講座の日本語学校で働いたので、何とか切り替えがつきましたが、海外が長いと、日本の、特に、日本語学校の教え方に不安を感じる方もいるようです。

採用側も、日本のやり方ができるかな?と思うのも事実です。

私も『海外は経験に入らない』と言われたことがあります。私は無駄な経験などないと思いますが…。

もし、海外経験があり、日本で教えたいけれど、採用試験を受ける前に、教案の書き方など、勉強し直したい方がいらっしゃったら、ご相談ください。ニーズに合わせた指導ができると思います。

海外経験のある教師をたくさん知っています。

ぜひ日本でも活躍していただきたいです。

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