東京と地方で教えてみて 2017年10月23日

私は長野に来る前、実は、一年ほど、関西のある県に住んでいました。

のどかな所で、日本語学校も2つしかありませんでした。

そのうちの一つの学校に、募集もしていないのに、私は応募しました。『授業を担当してほしいですが、学生が少なくて…』と言われました。

それでも、あきらめずに、電話をし続けて、半年後にプライベートレッスン、そして、企業研修生の授業を担当させてもらいました。

この時、私は初めて気づきました。自分が恵まれていたことを。

東京で育ち、数ある日本語教師養成講座の中から好きな学校を選び、教師になりました。

海外から戻り、いろいろな所で教えてみようと、複数の日本語教育機関で、掛け持ちをしながら教えてきました。

もちろん、日本語教師の研修もたくさん行われています。

それが恵まれた環境だとは、東京を離れるまで気がつきませんでした。

関西の学校も、今、働いている学校も
いい学校です。

教師の熱心さ、向上心はどこにいても変わりません。

東京を離れて、私はまた違った経験ができて、よかったと思っています。

この経験がなければ、フリーランスで研修講師をやることもなかったかもしれません。

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