初級から上級クラスまであるので、いろいろなレベルの教え方が学べる。
複数の教師でクラスを担当するので、他の先生から学ぶことができる。
多国籍、かつ、大人数クラスが普通なので、教えるだけではなく、学生管理が学べる。
宿題やテストの採点も、時間がかかるが、教師としてスキルアップにつながる。
若い学生が多く、来日して始めの入り口が日本語学校なので、学生も海外生活や、異文化に慣れるのが大変。そのため、時に、教師はカウンセラー的な役割を果たす。この経験が非常に貴重。
大人数のクラスでは、学生を注意しなくてはいけない場面がある。最初は戸惑うが、だんだんと自分なりの注意の仕方、そして、その後のフォローの仕方を学んでいく。
教師の数が多いので、いろいろなタイプの教師を見ることができる。先輩から学べる。ちなみに、私は最近、後輩から学んでいます。
自分で考えても、わからないとき、他の先生に相談できる。
学校によっては、授業見学をしたり、自分の授業を見てもらうことができる。
学校によっては、勉強会があり、スキルアップの機会がもてる。
日本語教師として長く働きたいなら、日本語学校の経験はあったほうがいいと思います。
ただ、教師によっては、自分は少人数やプライベートレッスンが合っていると感じる方もいますので、移行していく方もいらっしゃいます。
また、修士号を取り、大学で研究しながら教えていくという道もすばらしいと思います。日本語学校を経て、大学で教える方もいらっしゃいます。